やっと、パネルの準備も出来たので描き始めると思ったら違うんですね。
いろいろ工程多いですね。では、早速!
工程3 チャコペーパーを使いパネルに写し取ります。
どこまで写したか分からなくなるので、色のあるペンをすすめられました。
私の筆圧が強すぎて紙がしょっちゅうやぶれてしまいます。気をつけないと
あー、ちゃんと写せてるか確認したいのに、チャコペーパーをガチガチに貼りすぎて取りにくい・・・(後々のこともかんがえないと)
やっと、写し取れました。けっこう線がしっかり見えますね。
背景をしっかり塗ってから写し取る場合もあるみたいで、その作品によるのでしょうね。
工程4 墨で骨描きする
やっと、日本画っぽくなってきました。硯と墨を用意します。
今回は、小さな作品なのでほんの少しで大丈夫そう。
面相を使い比べる
筆はイタチ面相小とオロンピー面相小を使い比べてみました。
イタチ面相
まずは、イタチ面相小から。
すいすい滑らかに描けますね。自然に穂先がまとまってくれるので線の太さが変わらずに描けます。思ったよりも長く描けますね。墨含みが良いってこう言う事ですかね。
オロンピー面相
では、オロンピー面相小で
イタチ面相より少し硬い書き味です。穂先も良くまとまるし描き易いですね。墨含みや滑らかさはイタチ面相のほうがあるかも。もっと粘度がある岩絵の具や金泥なんかだとオロンピー面相のほうが使い良いかもしれないですね。穂先の力が強い感じがします。
今回は、穂の大きさも違いますし、初心者としてはイタチ面相のほうが描きやすかったです。
工程5 墨で陰影をつける
必ずやらなくても良いみたいだけれど、なんとなく完成予想たてたいので・・・
墨を少し置いたあと隈取筆でぼかしてゆきます。隈取筆は水だけです。日本画家さんなどは、よく筆を2本持ちしたりして、描いてはぼかし、描いてはぼかしとカッコイイですよね。私はとてもできません。
なんとか、骨描き完成です!次は、いよいよ色付けです。
次回<はじめての日本画編>その⑤水干絵具を使って彩色する
お楽しみに!